こんにちは！歯科医師の大場です。

今回は意外と見落としがちな奥歯の話について書いていきます！

 

みなさん歯列矯正というと前歯の見た目だけに注目が行きがちですね。

もちろんそれも大事です。

なんて言っても、人にどう見られるかは気になりますよね！

矯正の１番のきっかけは見た目の改善だと思います。

そこで冒頭にも出てきた奥歯の存在です。

 

奥歯にもある程度のルールがありまして、上の歯と下の歯の位置関係というのが

非常に重要になってきます。

そこに前歯とかいろいろな要素を加味して

歯並びだけの問題なのか

元々の骨格の問題なのかを判断することが非常に難しいとこなのです。

 

特に前から６番目の第一大臼歯の上下の噛み合わせの関係が重要なのです。

ここでは上下のこの位置関係によって分類されます。

専門用語でいうと

Angle分類と言います。

Angle分類はクラス１ー３まであります。

ここの関係を考慮して矯正治療を進めていきます。

ここを無視してしまって前歯だけに着目してしまうと

噛み合わせが崩れてきたりしてしまうのです。

 

またもし骨格的な問題なのであれば

歯だけを動かして解決できるものではないので

骨切りという様々な手術が必要になってきます。

ここの診断が本当に矯正治療では大事になってきます。

 

やはり見た目も大事ですが

歯は食事をしっかりとり

栄養を補給することで、身体の健康を作っていきます。

 

せっかく歯列矯正ということで

お口の中に興味を持っていただいたのであれば

しっかりと噛み合わせの方も気にしていくといいでしょう！

奥歯の噛み合わせが気になる方はまずは当院にご相談にいらしてください！